イシククル湖

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キルギス旅行のベストシーズンはいつ?季節ごとの魅力と服装ガイド

キルギスは、中央アジアの壮大な山岳地帯に位置する国で、雄大な自然、遊牧民文化、そして手つかずの風景が魅力の旅行先です。旅行のベストシーズンは目的や好みによって異なりますが、この記事ではキルギスの季節ごとの魅力と、適切な服装ガイドを紹介します。

春(3月~5月)

春の魅力

春は、雪解けが進み、花などの自然が息を吹き返す時期です。ノウルーズ(中央アジアにおける春分の日)には全国的な祝祭が催され、イベントを楽しむことができます。また、3月8日は国際女性デーを祝う催しが多く開催され、ビシュケクのレストランやバーでは女性グループによる演奏イベントなどが催されます。日本にはない祝祭の慣習を楽しむなら、春がおすすめです。観光客も少ない時期なので、落ち着いて観光できます。

春の服装

春の首都ビシュケクは比較的温暖であり、基本的に昼間は日本の春と同じ服装で過ごせます。ただし、昼夜の寒暖差が激しく、日によっては15度近く差があるときもあります。また、イシククル湖周辺や、カラコル等の山の近い地域は、標高が1500~2000メートルほどあるため、春でもかなり冷え込みます。
春の時期は、トップスは長袖のスウェットや薄手のセーターなど、ボトムスは動きやすいトレッキングパンツやジーンズを着用し、夜間の寒さや高地に行く場合に備えて暖かいダウンジャケットや手袋も用意しておきましょう。

夏(6月~8月)

夏の魅力

夏はキルギス旅行のピークシーズンで、特にアウトドアの活動には理想的な時期です。
イシククル湖のリゾートを楽しんだり、カラコルで山の麓で休暇を取ったり、トレッキングに出かけたりなどなど、キルギスの自然を楽しむなら間違いなく夏がベスト!
イシククル湖周辺は標高が高いため、夏でも最高気温が25度程度と涼しく、避暑地としては最高の環境です。
また、スイカやメロンなどキルギス国産のフルーツを楽しめるのも夏の魅力のひとつです。
初めてのキルギス滞在なら、まずは夏に訪れるべきでしょう。

夏の服装

首都ビシュケクに滞在する場合は、半袖のTシャツとショートパンツで十分です。基本的には日本の夏服と変わらない感じで過ごせます。ただし、イシククル湖周辺や、山岳地帯の高地に滞在する場合は、夏でも夜はかなり冷えるため、羽織れる上着は必ず持っていきましょう。靴はトレッキングシューズとサンダルの両方があると便利です。山の近くは天気が変わりやすいため、折り畳み傘などの雨具も携帯しましょう。湖を楽しむなら水着もマスト!

秋(9月~10月)

秋の魅力

メインシーズンの夏が過ぎると、観光客も少なくなり落ち着いた雰囲気に。秋の時期は、落ち着いた自然の中で紅葉や黄葉を眺めて楽しむことができます。夏の暑さが過ぎ去って心地いい風に吹かれながら、自然の中を散策したり、乗馬体験をしたりなど、キルギスの自然を満喫できます。

秋の服装

基本的には春と同じような服装であれば大丈夫でしょう。夜は春先より冷えることもあり、10月だと高地だと雪も降り始めるため、防寒対策は徹底しましょう。

冬(11月~2月)

冬の魅力

キルギスの冬は長く、寒さが厳しいものの、雪景色の中に見る雄大な自然は幻想的です。雪化粧を被った天山山脈やイシククル湖は、ベストシーズンの夏には見られない姿を見せてくれます。
カラコル等の山に近い地域では、スキーリゾートでスキーやスノーボードを楽しめます。また、カラコルから近くのアク・スー村やアルティンアラシャンの温泉に雪の中で浸かるのは最高です。
高山湖は冬の間は凍結することもあり、凍った湖の上を歩く体験もできます。
キルギスは夏がおすすめされることが多いのですが、冬の自然もまた独特の魅力を持っています。

冬の服装

キルギスの冬の寒さは非常に厳しいことで有名です。首都ビシュケクは、だいたい冬の北海道と同じくらいの冷え込みになります。山岳地帯になると、最高気温は0度に届かず、最低気温はマイナス20度を下回ることも珍しくありません。そのため、冬に訪れる際は徹底した防寒対策が必須になります。
保温性の高い生地の服を選び、靴は雪に強いスノーブーツを選びましょう。マフラーやネックウォーマー、厚手の手袋も欠かせません。雪の反射の対策として、サングラスも持っておくと良いでしょう。


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