キルギスの鉄道旅行:車窓から楽しむ旅
基本的に車社会のキルギスですが、実は旅客鉄道も小規模ながら一部通っている区間があります。今回は、自分の乗車体験をもとにキルギスの鉄道を紹介します。
キルギスの鉄道網について
旧ソ連時代に敷設された鉄道路線を引き継いでおり、現在も運営されています。ただし、山岳国家であるため鉄道路線の発展は非常に限定的で、国内全域をカバーしているわけではありません。主には商業輸送を目的に運営されており、旅客路線は他国に比べるとほぼ未発達段階と言わざるを得ません。
そうした状況の中でも、毎年夏にはビシュケクからイシククル湖畔の街バルイクチまで臨時の観光列車が運行されており、国内外からの観光客でにぎわっています。
臨時観光列車乗車記
今回はバルイクチからビシュケクまで乗車した体験を振り返ります。

事前にEチケットを購入し、ルィバチエ駅(バルイクチ市内の駅)から乗車します。列車は20分ほど遅延していました。キルギスに限らずですが、中央アジアでは鉄道の遅延はよくあることなので、時間通りに電車が来なくても焦る必要はありません。

雨上がりで虹がかかる中、臨時列車の入線です。

普通車の座席はこんな感じ。
座席のグレードは、このような普通車とコンパートメント車が一番安く、次にグリーン車のような少し広めの座席の車両があります。その上にVIP車両(座席がソファになっている車両)、一番グレードの高い車両が6人部屋のプライベートコンパートメントルームです。
発車すると軽食やドリンクを売る車内販売が車内を巡回します。観光シーズンで乗客が多いのもありすぐに売り切れてしまうので、もし買うか迷ったら買うことをおすすめします。

谷の川沿いを走るので、しばらくは車窓からは川の景色が続きます。
あまり速度の出ない車両ですが、そのおかげで日没までゆっくりと車窓からの景色を堪能できます。

約4時間半ほどでビシュケクに到着しました。
ビシュケク~バルイクチ間は一般的には車での通行がメインで、どうしても電車だと速度が落ちてしまいます。ただ、電車は車道から少し離れて川沿いをずっと走っていくので、より旅情を味わうことができます。夏限定の運行というのもまた旅の特別感を彩ってくれています。
一人旅でも複数人での旅でも、座席の選択肢が広くニーズに合わせて選びやすいのも素晴らしいですね。
夏にキルギス旅行をする際には、せっかくなら夏の臨時列車で季節限定の思い出を作ってみませんか?
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