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【タジキスタン観光】中央アジアの穴場!タジキスタンってどんな国?

中央アジアの中でも、タジキスタンといえば何があるかと聞かれて答えられる人はなかなかいないイメージがあります。しかし、タジキスタンは実は中央アジア観光の穴場スポット。あまり観光で注目されていないからこそ落ち着いて観光できる場所がたくさんあります!
この記事では、タジキスタンの観光情報について解説していきます。

【タジキスタンの基本情報】

公用語:タジク語(首都ドゥシャンベではロシア語が通じる場合も多い)
首都:ドゥシャンベ
通貨:ソモニ(1ソモニ=14.5円  2025年7月現在)
宗教:イスラム教スンナ派
ビザ:日本人は観光ビザ必要なし

【アクセス】

日本から飛行機で首都ドゥシャンベまで行く場合、主に3つの経路があります。


ターキッシュエアラインズ
東京・羽田→トルコ・イスタンブール空港(乗り継ぎ)→ドゥシャンベ空港

中国南方航空

東京・羽田→中国・北京大興国際空港(乗り継ぎ)→ドゥシャンベ空港

アシアナ航空&エア・アスタナ

東京・羽田→韓国・仁川国際空港→仁川国際空港でアシアナ航空からエア・アスタナに乗り換えて再チェックイン→カザフスタン・アルマトイ空港(乗り継ぎ)→ドゥシャンベ空港

空港からドゥシャンベ市内中心部までは2~3キロ、車で約15分。

【観光情報】

首都ドゥシャンベ


ドゥシャンベのメインストリート・ルダキ通りには、首都ならではの建物が多くみられます。特に国会議事堂付近は散策するにぴったりの景観。


そして、このビルの中心に描かれているように、街中様々なところにラフモン大統領の肖像画が飾ってあります。街を歩いていていくつの肖像画を見かけたか数えてみると面白いかもしれません。

観光客向けのお洒落なレストランやパブもルダキ通り沿いに何件かあります。

前回ドゥシャンベに行った際に入ったお店です。タジキスタンでも国産のビールを製造しており、市内のお店で気軽に楽しむことができます。

価格帯は一番安いところで約150円~、市内中心部のレストランで約350円~。なお、ドゥシャンベ市内ではお酒を提供している飲食店では屋内でも喫煙可のところが多いです。匂いが気になる方は、店員さんに伝えれば席を離してくれたりなどしてくれます。

また、タジキスタンの国民食とも言われている伝統料理「クルトーブ」も、ドゥシャンベの大衆食堂で食べられます。乾燥カッテージチーズの「クルト」を水で溶いて、野菜と細かく刻んだナンにかけて、溶かしたバターかアマニ油をかけて和えた料理です。サラダのような見た目ですが、油がしっかり使われているので実はボリューミー。時々生唐辛子をかじりながら食べると味変になって美味しい!ちなみに、店主さん曰く「フォークやスプーンを使わずに手で食べるのが現地流」だそう。家庭の食事からお祝いの行事の場まで、様々な場面で食されているそうです。



建物や都市設計はソ連時代の雰囲気を色濃く残しており、ドゥシャンベの歩んできた歴史を感じられます。特に、街中にある広場や公園、広い道路の作りなどは、ドゥシャンベがソ連時代に作られた計画都市であることを思い起こします。実際、ドゥシャンベはソ連時代中期までは「スターリナバード」、スターリンの街という意味の名前がつけられており、重点的に都市開発されたことがうかがえます。
ドゥシャンベは、タジキスタンの歴史と文化を感じつつ、ソ連崩壊以降の現代文化との融合を楽しむにはぴったりの場所です。また、後述するパミール高原に向かう一時拠点として滞在するにも最適です。

パミール高原

山岳地帯が国土の大部分を占めるタジキスタンの中でも、特に有名なのがパミール高原。6000~7000メートル級の山々が連なり、真夏でも雪で真っ白に染まった山景色が見られます。

タジキスタンの山の中で特に有名なのは「イスマイル・ソモニ峰」と「レーニン峰」。世界中から登山家たちが登頂を目指して訪れています。登頂を目的とした登山でなく、トレッキングが目的の観光客も多く訪れています。絶景スポットまでトレッキングして眺める山々はまさに圧巻!

パミール高原を観光する場合は、拠点都市としてホログに滞在することになります。

ホログはゴルノ・バダフシャン自治州の州都で、パミール高原の中では最も発展した都市。独特の文化が醸成されており、市内観光も楽しめます。

ホログでは毎週土曜日にアフガニスタンの商人がやってきてアフガンバザールが開催されます。ここでしか手に入らない物珍しい商品が手に入るかも?

【注意点】

・パミール高原のあるゴルノ・バダフシャン自治州に入るには、専用のパーミットが必要。入国後にパーミットを取得することも可能ですが、電子ビザ申請と共にパーミットを事前に取得することができます。入国にあたって観光ビザは不要ですが、入国後の手間を省くのであれば電子ビザとパーミットをセットで申請するのがおすすめです。

・基本的にドゥシャンベ市内の治安は良好ですが、観光客を狙った軽犯罪に巻き込まれないよう、財布や貴重品は人の目につかないように携帯しましょう。人が密集する場所では特に警戒し、なるべく一人で立ち寄らないようにしましょう。

・パミール高原の山岳地帯に入ると、現地のSimカードを持っていてもインターネットに繋がらないことが多発します。事前に必要な情報はオフラインでも閲覧できる状態に準備して、地図もダウンロードしておきましょう。


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